透明テーブルマット工房です。
今回はオイル仕上げテーブルの保護にビニールマットを使用することについて、です。
オイル塗装をしたテーブルにビニールマットを敷いても良いか?
オイル塗装(オイル仕上げ)のテーブルは、ウレタン塗装と違って、木の質感をそのまま生かしつつ、コーティングができるというメリットがあり、木の風合いを好む方には人気の仕上げ方法です。
ただし、オイル塗装は、ウレタン塗装と違って、コップの水滴に弱かったり、使用する中でオイルのコーティング効果が薄くなり、汚れやすくなるといったデメリットもあります。
そのデメリットをケアするために、オイル塗装のテーブル用にテーブルマットをオーダーいただくケースがよくあります。
オイル塗装されたテーブルに当店のマットを敷くご家庭の写真
しかし、購入を検討されているお客様より次のような質問をいただきました。
[質問]
今回、オイル塗装のダイニングテーブルを購入したのをきっかけに、そちらのビニールマットを購入しようか検討しています。
オイル塗装の場合、天板にマットなどを敷いてしまうと木が呼吸できず変形する恐れがあると聞いたのですが、このマットは平気なのでしょうか?
ウレタン塗装は樹脂なので、木の表面を樹脂で密閉?するように覆っていますが、オイル塗装は、木材にオイルが浸み込んでいるだけで、木が呼吸するように部屋の調湿をしたり、湿度や乾燥に影響を受けることがあります。
こちらのお客様は、そのオイル塗装の上に、ビニールを敷いても問題がないのか、という心配をされてご質問いただきました。
以下、当店からの回答です。
[当店からの回答]
オイル塗装を施されたテーブルにビニールマットを敷くことについて、
テーブルの種類やオイルの種類も様々あり、当店からは、何らかの「影響がある」もしくは「影響がない」ということは、分からない、というのが率直な回答です。
当店のマットは一般のビニール(塩ビ)素材です。
お客様がご購入されたオイル仕上げテーブルに、ビニールマットを被せることで変形等の恐れがあるか、それとも無いのか、当店では、判断することができません。
つきまして、当店から次のご提案をさせていただきます。
1)テーブルメーカーに問合せする
そのテーブルの特徴を一番理解されているテーブルメーカーに次のことを確認してみてください。
・ビニールマットを敷いても良いか
・ビニールマットを敷くときの注意点
2)影響が心配の場合は、定期的にビニールマットを取り外す
実際に、ある家具メーカーでは、「オイル塗装のテーブルにビニールマットを敷くときは、長期間放置しないように」と注意喚起しているところもあります。
定期的にマットを取外して空気に触れさすと良いようです。
3)オイル塗装テーブルにマットを使う人の感想を参考にする
当店では、オイル仕上げをしているテーブルをお使いのご家庭から、多くのオーダーをいただいています。写真と感想がありますので、そちらを参考にしてください。
当店からのお断りとご注意いただきたいことがございます。
オイル塗装をされているテーブルにマットを多くご利用いただいており、且つ、マットを敷くことで何らかの問題があったという情報はありません。
しかし、それぞれのお客様でテーブル種類、オイル塗装の種類、ご利用環境等が異なりますので、オイル塗装のテーブルにマットを敷いても全く問題ない、ということは言い切れません。
仮にマットをご利用されてテーブルまたはマットに何らかの悪い影響があった場合でも、当店はマットの交換やテーブルの弁済などの一切の保証ができませんので、お客様のご判断のもとオーダーください。
当店では、4000人以上のご利用写真と感想を掲載しているので、是非、参考にしてください。